初めての高規格キャンプ場! ライジングフィールド軽井沢

らーめん 

2018年04月24日 22:37


4月19日から一泊。
長野県のライジングフィールド軽井沢で、キャンプしてきた。
今まで「水が出ない」「トイレが流れない」なんてキャンプ場に泊まることが多かったワタクシ。
ないない尽くしのほうがキャンプっぽくて好きではある。
しかし一度、高規格キャンプ場とやらに泊まってみたかったのです。

いつも前日か当日予約だが、今回は10日前に予約。
人気があるキャンプ場だろうし、予約でいっぱいになると困るので。
雨だったらどうしよう……と心配だったが、当日は快晴でホッと一安心。
ちなみに宿泊日1週間前、3日前には「準備は順調ですか?」などのメールが届く。
さすが高規格キャンプ場だぜ。気遣いも素晴らしい。

長野のご当地スーパー、ツルヤ軽井沢店で食材を買い、着いたのは午後1時過ぎ。
有料道路の白糸ハイランドウェイ途中に、キャンプ場がある。
行くだけでお金かかるのか、と思ったら軽井沢からなら料金所手前で心配無用だった。

白糸ハイランドウェイ公式



あ、もうこれまでのキャンプ場とは雰囲気が違う。
受付と売店があるセンターハウス。
その左がカフェ&バー!


受付。
な、なんだこのオサレ空間は。
これまでのキャンプ場とは一線を画すレベル。
ホテルですか?

呼び鈴を鳴らすとお姉さんがやって来てタブレットで受付してくれる。
そして説明しながらサイトまで案内してくれた。
「生ゴミはかならず車に入れるか、ゴミ捨て場に捨てて下さいね。テントの中なら大丈夫と思っても、テント内にも平気で入ってきますので。
そ、そうですか。気をつけます。

予約した野営サイト。林の中のフリーサイト。
今日はオレ以外誰もいないとのことで、好きなところに張る。
早めの予約はただの杞憂だった。


ああ、落ち着く。
高規格キャンプ場というときっちり区分けされたサイトが思い浮かぶけど、こういう林間フリーサイトがあるのは嬉しい限り。
そして、この野営サイトに泊まる場合。
オフシーズンなら、たったの1000円!
高規格キャンプ場? お高いんでしょう? というイメージを覆してくれた。


林の中なので車の乗り入れはできないが、リヤカーがあるので荷物運びは楽ちん。
しかし荷物多いな、オレ。

ツルヤで買ってきたお総菜とカレーめんで昼食を済ましたら散歩。
高規格キャンプ場チェック!

水場、トイレなどがまとめられたキャンプベースが5つ点在している。


いつもはトイレの写真なんか撮らないんだけど、ここはキレイなので撮ってしまおう。
もちろん水洗、温便座、ウォシュレット完備。


水場。
お湯が出る!すごい。


冷蔵庫。
食材の保管はここで完璧だ。
ほかにシャワールーム、コインランドリー、幼児用トイレ、授乳室もあり、施設の充実ぶりが半端ない。
まあシャワーはこの日は使えなかったんだけど……。


常設テント。
テントがなくてもキャンプしたい!って人も安心。


オートキャンプサイト。電源付き。
キレイに区分けされていて、ファミキャン向きですな。


アスレチックジムまである。
子ども大喜びだろうなあ、これ。

センターハウス内の売店に行ってみる。

アウトドアショップかな?


「やだー、イス持ってくるの忘れちゃった!」
安心してください。
ヘリノックスのチェア、売ってますよ。



手ぶらで来ても大丈夫そう。
ヤバイ、このまま見てたらなんか買ってしまいそうだ。
退散しよ……と思ったら、背後からトコトコ足音が。
さっきのお姉さん? と振り返ったら、デカイわんこだった。
白いラブラドール・レトリバー。
デカわんこの思わぬ出現に驚きつつ、頭なでなでしてたらすぐに去ってしまった。
おかげで写真撮れず。

場内を散歩してて気付いた。



クマアピールが多い。
まあまあまあ、ちょっと大げさに書いといた方が安心だしね。
大丈夫でしょ……で、出ないよね?
ん? お姉さんが言ってた「テント内に入ってきますので」。
これ、クマのことか……。

夜。

標高1100mぐらいあるので、けっこう寒い。
まだ焚き火は必要だな。
ちなみに野営サイトは灯り皆無。真っ暗。

さっき散歩してわかったんだけど、今日は野営サイトだけじゃなくて、ほかのサイトにも誰もいない。
駐車場に泊まっていた車は、全部スタッフのだったのか。
暖かくなってきたし、人気ありそうだから何人かいると思っていたのに。
まさか高規格キャンプ場で完ソロになるとはなー。
なので、前回と同様、とても静か。
いや川がないぶん、前回より静寂しかない世界。
静かで風もなく、存分に焚き火を見ながらボーッとした。
時折ガサッて音がしてびびりながら。



夕飯は肉野菜炒めをササッと作って終わり。
スキレットで作る炒め物は美味いねー。


場内にある広場から撮影。
夜の浅間山と星。


ツリーがライトアップされている。
まったくオサレキャンプ場だぜ。

テントに戻ったら、でかいクモが中にいてびびる。
タオルに乗っけてなんとか外に放り投げて追い出した。クモ苦手。
冬キャンはクモいなくてよかったなーなんて思いつつ、就寝。

朝。
日が昇り、活動を始めた鳥たちの元気な鳴き声で起きてしまった。



けっこう暖かい。
でも履歴見たら最低0.7℃まで下がったみたい。
このキャンプ場、寝起きにお湯で顔を洗えるのが快適すぎる。


毎度の朝食。ホットサンド。

トイレに行く途中、スタッフの方たちに出くわす。
みんな「おはようございます!」と爽やか。
スタッフ「昨日大丈夫でした? クマに襲われてないか心配してました」
オレ「あはは、快適に過ごしました。クマなんてそんなに出ないですよね?」
スタッフ「出ます出ます。普通に出ますよー」
やっぱ出るんかい!
というわけで、看板のクマアピールは大げさでもなんでもないもよう。
生ゴミはゴミ捨て場、食材は冷蔵庫、食器は車に放り込んでおいてよかった。

トイレから戻ると……

ハム食われてた(涙
チーズも3枚なくなってた。
朝食作ったあとでよかった。


クマではない。犯人はこいつら。
常習犯と思われる。
短時間でも油断大敵だ。


今日もいい天気。
サイクリング日和で良き良き。

ライジングフィールド軽井沢、サイトはキレイで静かで落ち着く。
お手頃料金で利用できる(オフシーズン)。
施設は申し分ないぐらい快適、清潔。
スタッフは爽やかで対応が気持ちいい。
素晴らしいキャンプ場だった。
また間違いなく行く。
雪中キャンプも楽しそうだ。

ライジングフィールド軽井沢公式

二日目のサイクリング記事はこちら。
2018/04/26





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